工事費用について。

一般的に建築費用を算出する場合「坪単価」いくらで計算することがあります。
貴方もこの方法で提案されたり、耳にしたことはありませんか?

簡単な図面や写真・カタログ等を提示しながら、それなりの仕様により「坪単価」という表現を使用して概算をすることはあり得ます。
でも、あくまでも概算。
基本的な工法や別途工事についての説明は当然必要となります。

ファクト建築研究所では「坪単価が安い」ではなく「適正価格」という表現を使用しています。

「適正価格」とは?

建築工事に安かろう良かろうはありません。
建築工事のほとんどは職人の手が作りますので、異常に安くて良い物はありません。
霞を食べて生きてはいけませんのでご理解の程を。

ただし、 

A)間仕切を少なくする。
B)造作家具を少なくする。
C)建具を少なくする。
D)既製品を適材適所で使用する。
E)職種をできるだけ減らす。(その他いろいろあります)
F)工期を短くする。

等々の工夫により「適正価格」にする方法はあります。

■ここでも重要なことは「ユニクロ」「無印」「エルメス」の組み合わせです。
(現在設計中の住宅は無印のシンプルな商品を組込んで素敵にデザインしています。)

■工務店数社(2〜3社程度が良いです)で競争見積りを行ない、単価や数量の分析をし、適正価格を調べます。

■競争見積りによる見積り金額の差は、およそ工事費の10%前後になることもあります。
考えようによっては、これで設計料がまかなえてしまうことにもなります。

 例えば、A社が3000万円、B社が2700万円。

ここで注意!!

ただし、これまでの分析によると、安い方が良いとも限りません。

理由なく安いと「物と心」の手抜きがあることも。
(設計監理が重要になりますが限度はあります。)
最終的には、工務店の経営状態や監督の実力、性格を考慮して決定します。

直接見えない箇所(地盤・基礎・土台・構造材等)は、簡単に修理や取り替えができないのでお金をかけます。
長い目でみれば結果的に安いことになります。

■外観に高価なタイル、石等の外装材で化粧をしても、日常生活に必要な物入れや、機能的に必要なものを持ち合わせていない住宅は「適正価格」ではありません。


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